音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

NIのKOREの開発終了に伴い…

Native Instrument社から本日未明にメールが来てました。
KOREのディスコンはすでに知ってはいたのですが、KORE2及びKOREプレイヤーの使用を前提に動く音色の販売も停止ですよねえ。すでにだいぶ前から公表されていたので覚悟はしてましたが、さよならセールなどが現実となると寂しいものですね。NIのフォーラムで開発続行を願う署名をしたのいつだっけなぁ。見たら、04-06-2011になってました。ディスコン決まったのもう一ヶ月以上も前だった(;´Д`)
うちの環境だと、液晶ディスプレイ直下にKOREコントローラーとmicroKEY、ソフトシンセのパラメータはKOREコンの使って変更したりなので、つねに触れる位置にあり重要な役割なんですが…、うーん変わる商品あるんかこれ。ZeRO SL Mk IIかぁ。たけえ…。鍵盤無しノクターンかな…。まあ、KOREれるまでつかいますが。

KORE2 Controllerは解像度の高いコントロールが可能だったし、KOREソフトウェアの中身はNIの様々なシンセエンジンなので音は良いし操作も楽、目的の音色を見つけるのも楽で、他社製VST plug-inを読み込みなども可能で…。って、今まで大量に販売されていたKOREパックを全部終了にできるってことは、Native Instrumentsの主力商品だったんじゃなかったのね。全部入りのハイブリッドシンセを軸に拡張音色を次々に売っていゆくようなビジネススタイルは無理だったということでしょうかねぇ。後発のCamel AudioのAlchemyなども、KOREに続けとばかりに拡張パックを出しまくってましたが、今後は収束していくのかなぁ…

というわけで、既存のKOREユーザーへの対応はどうなったかというと…

  • KORE2の64ビットOS対応等までは開発続行する。というか、64ビット対応版出して終わり。一応、サポもする。とは言ってる
  • 今までに販売していたKOREパック、たくさんありましたがそのうち三つを無料進呈クーポンコード。あと、全KOREパックの値段を$59まで下げた。販売は7月末まで。
  • MASCHINEの優待販売。$399で本年末まで。

しかし…、すでにMASCHINE持ってるんだけど(;´Д`)
猶予が年末までなので、予備として買っておこうかなぁ…。三万数千円か…。
MASCHINEコントローラー単体としてみると、高精度なMIDIパッドとしてもパットの感度いいし、Ableton Live用コントローラとしてもかなり使えるし、液晶はデュアルでデカかくて見やすいし、アルミで質感もいいし。Ableton Liveとの併用を考えると、某MPD32よりは汎用性高いし(*´∀`*)
MASCHINEのソフトウェアも、この前の1.6でVSTホストできるようになっているし、次回のアップデートでデータベース機能の大幅アップが予定されてるので、KOREの性能にはじつは追いついているという感じなんですよね。KOERの場合、NIのシンセ部分は内部にブラックボックス化されて組み込まれていただけで、今後はオープンな環境になるというだけかもしれない。まあ、無理にひっぱるよりも、結果的に良かったんじゃないか?とそのうち言われるでしょう。たぶん…。

さて、三つのKOREパック、どれを選びましょうか?
サンプリング物でコンテンツをばらしてKONTAKT等に持ち込めるなら、そうしたいけど…、多分無理っぽい?!WAVとしては見えるけど、AbsynthやKORE内蔵エフェクトを使って複雑なモジュレーション組んである状態が完成系なんで、取り出して自力でマッピングしても思い通りの音にならないっぽくもあるからなぁ…無理かな。手持ちのAcoustic Reflectionはとりあえず無理っぽい。うーん…、となると、KSDファイルをシンセ単体で読み込めるやつだな…。
が、しかし。MASSIVE用はすでに三つ全部持ってるし(;´Д`)Absynth用の二個と、あと一つ大容量サンプル系かなぁ…
三つ無料と言われても、悩みますよねいろいろ( ̄。 ̄;)


メモ…。Absynth5からパスを指定する場合、たとえばBest of AbsynthのKSDファイルはココだっ↓
C:\Program Files\Common Files\Native Instruments\Shared Content\Sounds\Libraries\Best of Absynth
こいつをAbsynthへパスを通してやれば、KORE無しでもザクザクつかえまっせー。

Massiveの場合は、
C:\Program Files\Common Files\Native Instruments\Shared Content\Sounds\Massive\
ここへパスを通しておけば、okです。が、環境次第では別の場所かもです。どのみち、KSDファイルさえあればいいので、どこか分かりやすい場所へコピっておいてもよいかもしれない。
KORE内からパスを調べるには、該当パッチ右クリック→このフォルダーを展開で。KORE特有のエフェクトやら、複合プラグインなパッチなどのKSDは分解不可能。構造が見えないのは諦めるしかないんかなぁ…