音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

ソフトフォーカスレンズでスイレンを撮ってみる

夏らしくなってきました。
朝七時半の段階で夜咲きのアンタレスは閉じ始めていました。
コレを書いているのは夜なので、また開いてますけれど(o゜▽゜)o
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明日の朝閉じて、夜に開いて明後日の朝で終わりですねぇ。次の蕾にも期待しつつ。

きょうは久々にフワフワ描画のソフトフォーカスレンズを使ってスイレンたちを撮ってみました。
カメラはいつも通りK-7で、レンズはsmc PENTAX-F 85mm SOFTです。なかなか使いどころと設定が難しいレンズだなぁと改めて実感。でも、この独特のフンワリ感はレタッチでは難しいような気がします。開放のF2.8からF5.6までソフトフォーカス効果が出ます。それ以上絞ると普通のレンズっぽく使えます。
露出はちょっとアンダー目におさえるのが良さそうです。花びらの奥側だけ直射日光があたったスター・オブ・サイアム。かなりフワフワになりますが、ピンが来てる部分にはちゃんと芯が残ってるのがこのレンズの骨頂。
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ふわりと熱を帯びたようでいて、熱さを感じない描画というイメージですがどうでしょう?
絞りを開いていくと、ボケというか収差がすごいでてきます。これを使いこなせるかどうか?!が勝負なレンズ(o゜▽゜)o
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カスタムイメージ「雅」との相性が良さそうな気がしてきました。色ののりと拡散具合がマッチするかも。被写体と撮り方次第でしょうけどもね。
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浮かぶような現実感の無い世界っぽくなりますね。背景や画面の整理はもうちょとせねばだけど、使うの難しいっ。最短焦点距離がたぶん45センチ、APS-Cセンサーに85mmなので比較的拡大して切り取りやすいレンズかもしれません。マクロレンズには及びませんけどね。
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いや、ほんと難しいレンズ…。沢山撮ってみたのですが、正解を選ぶのも難しいです。縮小すると受けるイメージも変わりますし…。というわけで、熱帯スイレンのミッドナイト。
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とりあえず、すべて事後レタッチ無しで貼り付けてみました。Picasa3で長辺を640ピクセルに縮小しただけです。
やややっ。難しいレンズだぁ…
使いこなしが出来てくればハッとするような絵作りもできるかも?
まだまだ全然足らんですねぇ。精進せねば(o゜▽゜)o



明日咲きそうなのは…
ペリーズ・ファイヤー・オパール。蕾でっかいです。期待もでっかい。




きょうの夕日っ。西日が雲間からレーザー光のようにピーンと伸びてました。
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