音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

Ableton Liveる 007 6種類のWARP

マニュアルにも書いてあるというか、マニュアルの方が分かりやすいとは思いますが…
覚えてしまうための自分用メモってことで。

6つのWARPアルゴリズムを覚えて、適切に素材へ割り当てようぉー!

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単発でリズム構造が無い場合はワープをオフる(素材をテンポにシンクさせる必要があるかどうかで判断)
オフにした状態を次回読み込みでも有効にしたい場合、Saveを押しておく(分析ファイルに記録される・
素材自体は変更無し)

1:Beats
リズム系の音に最適。Transient Envelopeを使ってゲート的な感じの表現もできる。

2:Tones
ボーカル・単音楽器・ベースラインなどに。しっかりと音程があり、モノフォニックである素材に効果が高い。

3:Textures
音程が明確でないものに使う。ノイズやSFX、もわっとしたPAD系などに。処理でグレインサイズが自動可変しない。指定値で動く。

4:Re-pitch
テンポとの同期にそのまんまピッチを変える。アナログテープとかと同じ。(意図的に使う以外は実用性が低いと思われまーす)

5:Complex
1〜3の複合技。一曲全体をワープするときなどに。ただし、処理負荷は10倍。負荷低減には、トラックフリーズまたは新規クリップとして録音する。
6:Complex Pro
基本5と同じだが、設定できるパラメータが2つある。一曲全体をワープするときやポリフォニックな素材とかに。こちらも高負荷。
 Formants 100で元のフォルマントが維持される
 Envelope デフォが128。ピッチの高い素材の場合下げ、高い素材の場合上げで最適な効果がでる。

番外
7:REX
REXファイルを貼ると出る。REXの仕様に従って動く。いじるなら、MIDIトラックへスライスできる。