音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

PENTAX K-7のファームウェア1.10登場

PENTAX Firmware Update Software for K-7

K-7用ファームウェア、バージョン1.10で追加された機能は以下の通り。(公式から引用)

  • 再生モードパレットに動画編集機能を追加しました。

これにより動画の分割と分割した動画の選択削除ができるようになりました。

  • 画像モニターの撮影情報表示に電子水準器を追加しました。
  • 露出モード M と X において、ファインダー内表示と表示パネルの露出計表示を水準器表示と両立するようにしました。
  • カスタムイメージの画像仕上げに「リバーサルフィルム」を追加しました。-

付属ソフトウェア「PENTAX Digital Camera Utility 4」もこの仕様に対応いたしました。

  • ライブビュー時のAF動作をシャッターボタンの半押しでもAF作動するようにしました。また、合焦速度も向上しました。

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K-7にもやっぱり来ましたね。カスタムイメージ「リバーサルフィルム」。PENTAX Digital Camera Utility 4.21と同等であれば、ちょいと濃すぎる感じもするので使いどころが限られるとは思いますが、機能追加は単純に嬉しいですね。
コントラストAFの速度もあがったようなので、これから試します。ライブビューの活用頻度も場合によってはあがりそうです。(ちょと試しましたが、倍とは言わないまでもかなり早くなったような感じはありますね。しかし、まだ遅いんですけどね。笑)

マニュアル撮影時の水準器と露出計の両立は非常に良いと思われます。かなり使い勝手があがったのではないでしょうか?状況次第では、ハイパーPモード+露出補正よりも1.10のMモードのほうが現行レンズでも使いやすいかもしれません。

あと、なんか通常の位相差AFの速度がなんとなく上がっているというかスパスパ決まるようになった気がするけど、気のせいかもしれない(o゜▽゜)o


カスタムイメージ「リバーサルフィルム」でパシパシ撮って遊んでみたら…
これはこれで良くできているような気がしてきました。なんかそれっぽく綺麗に撮れる(o゜▽゜)o
設定項目はシャープネスしかいじれないんだけど、その他の部分で裏で自動で視覚的綺麗さというかリバーサルフィルムのエミュレートしているのかもしれないけど、よく分からんです(o゜▽゜)o
この前、すでにある画像をPENTAX Digital Camera Utility 4.21で「リバーサルフィルム」設定にしたから彩度とかコントラストとかコッテリすぎると感じてたけど、撮りっぱなしならばアリなんじゃないかな。「ほのか」「みやび」とも競合せずですし、目的に合わせて選んであげれば、押しの強い絵になるような感じがします。

あと、INFOボタン二回押しででっかい水準器が出るようになった。
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ぶーちゃんを撮ってみたり
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空を撮ってみたり(フィルタ:ハイコントラスト)
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明日以降にちゃんと試してみますぅ

ペリーズ・ファイヤー・オパールの写真をちょといじってみました

Photoshopを使うとついついやりすぎてしまうんですが…。朝起きて一番に見に行ったときのイメージを膨らませて調整っ
うーん、泣く泣く縮小。でかいともっと綺麗なんだけどなぁ…。腕が鈍ってます(;゜ロ゜)
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カメラはPENTAXのK-7。レンズもPENTAXのDA★16-50のたぶん50mm付近。RAWをAdobe Camera RAW6.1で現像したのち、Photoshop CS5にてレイヤー3枚ぐらいな感じで気の向くままに調整。マスクしてレベル補正したりトーンカーブをかいてみたり、切り抜いてぼかしたレイヤーなどを使ってみました。CS5で搭載された「塗りつぶし→コンテンツに応じて」が凄いデス。葉っぱはスネールに食害されて穴ぼこが5個ぐらいあったのですが、一発で消し飛んでくれました。応用範囲を広げていけば、この機能はすんげー楽ですよ。「選択」して「シフトキー+F5(で、コンテンツに応じてに設定しておく)」でいらないものをドンドン消せます(o゜▽゜)o
うーん、とにかく全体的に修行が足りない感じですが( ̄0 ̄)
折角買ったのに機能の1%ぐらいしか使ってない予感が…
また初心にもどってPhotoshop弄りを始めてみましょうかなぁ…

PENTAX Digital Camera Utility 4 4.21 出た

PENTAX Digital Camera Utility 4 Windows版アップデータ|ダウンロードサービス/デジタルカメラ関連ソフトウェア|PENTAX RICOH IMAGING

基本的に645Dへの正式対応ってことみたいですが、安定性の改善とリバーサルモードの追加はその他のデジタル一眼ユーザーにも恩恵ありそうですね。

K-7(その他でも)でもカスタムイメージでリバーサルが選択できるようになりました。ということは、K-7の次のファームウェアのアップデートがあるとすると、同様のカスタムイメージ「リバーサル」が搭載されてくるかもしれませんね。
撮ったままのJPEG。カスタムイメージ「鮮やか」の筈。
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PENTAX Digital Camera Utility 4.21で同写真のRAWよりカスタムイメージを「リバーサル」に
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うーん。どうなんだろう。あんまり変化なし?(o゜▽゜)o
若干、コッテリと彩度が気持ちわるい感じに…
例が悪かった( ̄0 ̄)

再挑戦。ソフトフォーカスレンズ(smc PENTAX-F 85mm SOFT)で撮ったやつでやってみるです。花は最初の2枚と同じ株のものなので、実際の色はほぼ同一と見て良いと思います。
PENTAX Digital Camera Utility 4.21にて
カスタムイメージを「ほのか」
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カスタムイメージ「鮮やか」
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カスタムイメージ「リバーサル」
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なんとなくリバーサルフィルム風味があるような気がしてきました(o゜▽゜)o
「鮮やか」設定以上に鮮やかになりますね。
コダックという感じではないですね。やっぱ富士フイルムのベルビアをエミュレーションしてるのかな?
赤みの強調的な感じはベルビアなんでしょうかね。紅葉とかに良さそうかもしれません。
しかし、最後に銀塩カメラでベルビアを使ったのは何時だったでしょうか。もはや10年は使ってないはず。発色の癖とか忘れてしまったのでヨクワカランです(;゜ロ゜)

LED48個使用の一眼レフ用リングライト

これは使い物になるのだろうかな?
Godox、LED48個使用の一眼レフ用リングライト - デジカメWatch
使えそうなら欲しいかも。

しかし、一番使用頻度が高いレンズのDA★16-50ってフィルター径77mm。でかすぎて使えないじゃん(;゜ロ゜)

ヤゴ発見っ!イトトンボも!

本格的に暑い日でしたねぇ(~Q~;)

今朝の夜咲きスイレン/アンタレス。2日目です。夜咲きといえども、翌朝9時ぐらいまでは咲いています。真ん中がだいぶ黒くなってきました。今夜も開花してます。明日の朝で終わりですねぇ。しかーし、もう一つ蕾がでっかくなってきてるので、すぐに次が咲くでしょう。こんな大きな花を連続で開花させるなんて、どこにそんなエネルギーがあるんのでしょうかね。不思議です。
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この色も不思議。園芸品種ではあるのですが、もともと組み合わせが可能な原種が少ない熱帯夜咲きなので、あまり原種からかけ離れたものは知る限りないです。原種は、白か深紅のものがあり、それらの混ざり具合の差や開花時間の長さ(夜咲き園芸品種は、実は翌日朝まで咲くタイプが殆どです。原種には、夜咲いてすぐ閉じるのもあるらしいですが。)などで淘汰された末にあるのがこの花なのでしょうね。これが熱帯雨林の水辺で人知れず咲き誇っている姿を想像すると、なんかロマンです(o゜▽゜)o
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スイレン池の中に、未知の住人を発見。このカマキリみたいな面構えは…
ヤゴだっ。
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ここは地上4階。コンクリートで囲まれた外界とは隔絶されているとも言える条件。そんなところにも自然が入り込んで来るのに少し驚きました。生態系とかビオトープとかそんなことは一切考えずに、ベランダに池を置いてお気に入りのスイレンを育てているだけなのです。しかし、そこに水があるというだけで大きな循環の一部が入り込んできます。興味深いです。
水面上ばかり見て、水中に注意がいってなかったから今まで見ることがなかったのでしょう。そして、ヤゴが居るということは…(メダカの稚魚の安否もちょと気になりますが)

お、こっちは抜け殻だ。
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そして、抜け殻の近くにいた!
たぶんキイロイトトンボだと思われます。
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さらに周りを見回すと…
いた!こっちはアオイトトンボだと思われます。昆虫は苦手なんだけど、この綺麗な発色には心奪われます。
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同じくアオイトトンボと思われる別個体。きょうの写真のこれだけがK100D+DA★60-250ですね。あとは全部K-7かな。発色がかなり違いますねぇ。
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昼咲きの熱帯スイレンたちも順調に開花。本日、ベランダ池&プランターで見られた花は全部で7輪。
咲き始めたばかりのミッドナイトですが、いきなり二輪開花してました。株も分球しちゃってるようなので、もう一つの同居株が育ってくれば大量同時開花しそうです。八重咲きの綺麗な紫色の花です。比較的丈夫で小型に仕上げることも出来そうなので、初めて熱帯スイレンを育てる方にもお勧めできる品種だと思いますよ。
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そして、期待の温帯スイレン/ペリーズ・ファイヤー・オパール。明日に延期っ。今にも咲きそうな雰囲気なんですけどね(o゜▽゜)o
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そして日が暮れ…
空のグラデーション。K-7を夕日と雲撮りの派手な設定に変更して…
(ホワイトバランス:CTE・ハイコントラストフィルタ中程度)
K-7は、パソコンでレタッチしなくてもボディーだけでこのような少し印象を変えるような手法が簡単に使えるカメラです。
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広角レンズとの組み合わせ、コントラスト強調による雲の過剰な立体感などが、ちょと非現実的だけど意図的にやるのはアリなんじゃないかなぁ(o゜▽゜)o
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きょうのぶーちゃん。洗ったのでシャンプーのイイ匂いがしますぅ。(ミノンボディーソープがうちの犬洗いの定番。)
疲れて寝ちゃった…
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ソフトフォーカスレンズでスイレンを撮ってみる

夏らしくなってきました。
朝七時半の段階で夜咲きのアンタレスは閉じ始めていました。
コレを書いているのは夜なので、また開いてますけれど(o゜▽゜)o
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明日の朝閉じて、夜に開いて明後日の朝で終わりですねぇ。次の蕾にも期待しつつ。

きょうは久々にフワフワ描画のソフトフォーカスレンズを使ってスイレンたちを撮ってみました。
カメラはいつも通りK-7で、レンズはsmc PENTAX-F 85mm SOFTです。なかなか使いどころと設定が難しいレンズだなぁと改めて実感。でも、この独特のフンワリ感はレタッチでは難しいような気がします。開放のF2.8からF5.6までソフトフォーカス効果が出ます。それ以上絞ると普通のレンズっぽく使えます。
露出はちょっとアンダー目におさえるのが良さそうです。花びらの奥側だけ直射日光があたったスター・オブ・サイアム。かなりフワフワになりますが、ピンが来てる部分にはちゃんと芯が残ってるのがこのレンズの骨頂。
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ふわりと熱を帯びたようでいて、熱さを感じない描画というイメージですがどうでしょう?
絞りを開いていくと、ボケというか収差がすごいでてきます。これを使いこなせるかどうか?!が勝負なレンズ(o゜▽゜)o
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カスタムイメージ「雅」との相性が良さそうな気がしてきました。色ののりと拡散具合がマッチするかも。被写体と撮り方次第でしょうけどもね。
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浮かぶような現実感の無い世界っぽくなりますね。背景や画面の整理はもうちょとせねばだけど、使うの難しいっ。最短焦点距離がたぶん45センチ、APS-Cセンサーに85mmなので比較的拡大して切り取りやすいレンズかもしれません。マクロレンズには及びませんけどね。
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いや、ほんと難しいレンズ…。沢山撮ってみたのですが、正解を選ぶのも難しいです。縮小すると受けるイメージも変わりますし…。というわけで、熱帯スイレンのミッドナイト。
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とりあえず、すべて事後レタッチ無しで貼り付けてみました。Picasa3で長辺を640ピクセルに縮小しただけです。
やややっ。難しいレンズだぁ…
使いこなしが出来てくればハッとするような絵作りもできるかも?
まだまだ全然足らんですねぇ。精進せねば(o゜▽゜)o



明日咲きそうなのは…
ペリーズ・ファイヤー・オパール。蕾でっかいです。期待もでっかい。




きょうの夕日っ。西日が雲間からレーザー光のようにピーンと伸びてました。
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SDカードのエラーを検証

昨日の状況…↓
http://d.hatena.ne.jp/verone/20100711/1278858231

PENTAX K-7にトランセンドの8G(SDHC class6)を使った場合に発生するファイル破損をちょと検証。

SDカードのエラーテストを行ってみる。
http://mikelab.kiev.ua/index_en.php?page=PROGRAMS/chkflsh_en
これ(Check Flash 1.14)をダウンロードして、実行します。設定は画像の通り。これでエラーが無ければカードは悪くないということになる。
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どうせエラーが出まくるだろうとは思ったんだけど、
おや…?!完走しそうなんですけど…

SDカードのリーダーはエレコムの上から刺すタイプ(MR-C15BK)。アクセスランプすら無い安物ですよ。
カードは件の
Transcend SDHCカード Class6 8GB TS8GSDHC6

結果はエラー無し(@_@;)
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なんだって!?エラー無しかよっ(≧◇≦)
トランセンドのカードを捨てるの中止っ!

となると、悪いのはK-7かよっ(o゜▽゜)o
なんかもっと面倒なことになってきたぁ…



ヌーン、ついでにサンディスクもやってみよう。
SanDisk SDHCカード Class10 32GB SDSDX3-032G-J31A

当然ですが、エラー無し。速度はカードリーダーが高速ならもっと出るはず。
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さらに、数ヶ月前にエラー多発で封印したもう一つのトランセンドの8Gをテストにかけてみる。
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なぬ?エラー無し。このテストの信憑性が怪しくなってきた(o゜▽゜)o
というか、K-7との相性でエラーが発生している可能性が超濃厚になってきた…

カメラのマウント以外の内部に向けてブロアーするのはあまり良くないんだろうけど、軽く吹いてみる、というか思いっきりガス圧ブロアーを吹いてみた。気休めでしかない(o゜▽゜)o

うーん、困ったなぁ。やっぱSDカードとカメラの相性なのかなぁ。K-7が1.03にアップデートしたときに、たしかに書き込み速度が早くなっていたんだけど、そのあたりが逆に問題を起こしているような気がしなくもない…。しかし、いままで普通に動いていたんだよね…。謎だ…。
接触不良なのかなぁ…。メディアの劣化とカメラ側の書き込み速度の要求が閾値を超えてしまったのかなぁ…。この手の不揮発メモリって、書き換え可能回数が意外と少ないものも多数あるらしいからねぇ。問題が出たら買い換えってぐらいの心構えでも良いのかもしれない…