音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

Reason6購入

今朝、7時半頃に発売になったと同時に、
世界中からPropellerheadのウェブサイトにアクセスがあったようで、
下の画像の直後に、画面が切れ変わるのですが、そのままタイムアウト…

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それだけまだ注目されているソフトなんだなぁ…と、改めてまたReasonを2.5〜4ぐらいの頃のようにザクザク使う気分が乗ってくるのだろうかなぁ?と思ってしまいます。初めて購入したのは2.5の頃で、ネット上にもたくさんの作品が上がってましたし、Propellerheadのサイトにも毎日のように新作がアップされていて、モチベーションを刺激してくれる作品がたくさんあったのですよねぇ。しかし、Reason5やRecord世代になってからは、もはや興味も薄れ…。
正直、自分にとってはPropeller製品にあまり魅力を感じなくなっていたのですよねえ。昨今の状況をみると、わたし以外のユーザーもかなり同じような心持ちの方が多いように見受けられます。そのために、立ち位置は昔のように孤高の音楽ソフトというわけにはいかないようで?
そんなこんなで企画されたであろう、「値段はお前が決めてくれ!」キャンペーンなのでしょうねえ。「値段はいくらでもいいから、使い続けて下さいね!」キャンペーンとも読めなくもないですからねぇ。
そんなわけで、買う方向で再検討すると…
とても好きなソフトだったけど、使う機会が減ってきているのは確かなので、そして使う機会が減っている理由を改善する方向のUpdateではなく、Recordの廃止統合、ドングル化、x64ReWireは他社の対応待ち…
うーん…、わたしにとっては定価なら躊躇するUpdateでした。なので、今回は自分なりに厳しく査定させていただきました。
いくらで買ったでしょう?それは言わない約束(⌒〜⌒)


Reason6インストール完了。Demoを聞いてみる…。イイ感じ。
うーん、しかし…
Reason5+Record1.5となにも変わってないですね。微妙に変わっているけど、これ99USDなら怒るかも( ̄ー ̄;
たしかに新デバイスもあるにはあるんですが、凝ったことやるならCubase6とVSTプラグインでサクサクといじったほうが楽ですからねぇ。正直なところ、なんの魅力も無いアップデートでした。あ、でも64bit Native対応なんですよね。以前より全体的にスッキリサクサクと動いているようも感じます。マルチコアでのレンダリング対応にもなったようです。GUI描画は、うちの環境では綺麗でヌルヌルサクサク感アップでした。
あとは、Cubase6やAbleton Live、FL StudioがReason6のx64をRewireで受けられるようになれば、少しは使う機会がでてくるかもです。
ほんと、良いソフトなのに、なんかコレジャナイ感がするんですよね。勿体無い。

実のところ、Reason6のβテスター(βという名のデモ版とも言う。笑)をやっていたので、どこが変わってどこが変わらないのか、発売前の時点で実際に使ってみてよく知っていたのですよ。そして、わたしの環境で使う場合、アップデートする魅力に乏しい思っていたのですよ。βを触っていた時点で、既存ユーザーはPropellerheadなら、なにか凄い進化があるはずだ!と、期待値が高すぎて、それが逆にガックリ感を産んでしまったような印象です。キャンペーンがなかったら有償アップしてないと思います(°°;)
しかし、Reason6単体でみると、非常に良くできたソフトウェアで、新規に導入するなら、対費用効果の高い投資だと思いますよ。十分にこれだけで他のDAWと互角の勝負できます。純粋に作りたい音楽だけを具現化するなら、VSTなどの3rdパーティープラグインが使える環境は浮気要素が多すぎです。Reason6なら確実に集中できる環境を提供してくれますし、あらゆる音楽的想像力に答える表現力を備えています。
ようは、すべて行動力とやる気の問題だ(;゜ロ゜)