音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

D960

雑食性のリスナーであるワタシが選んだ「マイ・ミュージック」は、

「D960」
シューベルト ピアノソナタ第21番変ロ長調

ピアノ曲を聴いて自然と心地よい涙を流したという唯一の曲。形容しがたいんだけど、そうだなぁ…
超独自解釈によれば、

「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。」(方丈記 鴨長明

この感覚がしっくり来るような曲ですね。

  
一部ですが、Richterの演奏で


あと一ヶ月後ぐらいにシューベルトの故郷へ行く予定あり。彼が生きたウィーンの街を自分の目でみてきます。その後にこの楽曲をまた聴くと、さらに別の感情が生まれるかもしれませぬなぁ