音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

ソフトシンセを聞き比べてみる

昨日に引き続き、気になるソフトシンセをデモり中です。

テストしてるのは、KHz OneDUNEです。それと、Harmorもテストしてますが、現バージョンのHarmorだとAbleton LiveだとGUIが見切れてしまう(スペクトラム表示が出ない)というバグがあるので、HarmorだけFL Studioで試してました。

KHz Oneは、とにかくシンプルで音が心地よいです。出音の感触としてはUltraAnalogue VA-1をすこし太くしたような傾向かなぁ。フィルタの感じはかなり違いますけどね。KHz Oneは最近のバージョンでオシレーターにノイズが使えるようになったりして、地味に進化を続けています。すべてのパラメータが一瞥で認識できる、分かりやすくて操作も楽です。シンプルで出音の良さで真っ向勝負ですね。アルペジエーターもリバーブもないです。スペック的には見劣りするというか…、フリーウェアのソフトシンセにも負ける部分もあったりしますが、それでもあえて選択肢となり得る魅力的な鳴りっぷりですよ。
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並べたぁー。単体で試しまくったあとですが、OneはAbletonのアルペジエーターを前段にインサートして、Oneの後ろには2CAのBreezeというReverbを刺してみました。そうしないとシンプルすぎて、画面に並んで各トラックに立ち上がっている強豪シンセ軍と戦うには不利かと(o゜∀゜o)

DUNEは、kvrのランキングでトップクラスの人気(検索数、ページ表示数が多い。なので、kvrに広告を出しているプラグインが有利っぽいですが。)が実際どんなものなのか?とおもったら、普通に単純明快でスタンダードなシンセでした。Oneよりすこし複雑なOSCセクションと、フィルタもツボをおさえた感じで効きとフィーリングも良く、全体的に実戦型、即戦力シンセという印象でした。一個だけしかサブトラクティブのソフトシンセを持てないというのならば、これですね。悪いところがなく、優等生なDUNEというイメージでした。

比較用に手持ちの同系列の音が出せるシンセも並べて…
結局、必要かどうか?と言うと、べつになくても生きてゆけるという感じですが、あったら楽しいだろうなぁという感じでもあります。つまり、困った。今月は予算が厳しいのでありますよ。
それに、MassiveとVA-1で殆ど必要な音がカバーできるというのもあるかも…。フィルタの癖の強いの音が欲しければ、V-Stationもあるし。Discovery Proも特異な存在ではあるけど、これはこれでなかなか遊べるわけで…。多才といば、z3ta+2もあるし…。Tassman4なんてシンセを作れちゃうし。

んー、でも…、KHz Oneの出音の魅力と安さに釣られて…月末まで49USDのはずですからね。

あーっ、でもなぁ、Harmorが99USDで買えるのは今月末までなんだよなー。そして、月末にはReason6へアップグレード料金が99USDで…。それに、今回の引き落としにはKOMPLETE 8 ULTIMATEがドーンと来る。わー、やばいねやばいね(;゜ロ゜)

っていうか、KOMPLETE 8でもっと遊ぼうと思った今日この頃です。折角、日本でもかなり初期に届いているのに(8/30着)他のシンセに浮気している場合ではありませんなぁ。REAKTORから、Razorを起動っ。むっほー、楽しいなコレ

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