音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

太陽の花

日本で一般的に「太陽の花」というと、たぶん連想されるのは向日葵でしょう。しかし、ワタシは古代エジプト人なのでスイレンです。え?!
古代エジプトでは太陽の象徴として神聖視されていたようです。エジプトで太陽神といえばラーですよっ。ピラミッドとかも作っちゃうぐらいに凄い信仰を受けていたラーの化身のひとつがスイレン。凄い崇拝対象でしょう?まさに太陽と復活の象徴なのですよ。そんなわけで、古代エジプトの壁画などにたくさんスイレンの花が描かれているようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Nymphaea_caerulea

エジプト原産の青い熱帯スイレンの原種にカエルエア?カアエルレア?(Nymphaea caerulea)というのがあるのですが、青系の園芸品種はこの血統とどこかで受け継いでるのが多いと思われます。caeruleaに近いと言われる園芸種ですと、比較的入手が簡単なドウベン(ドウベニアとも。Nymphea 'Daubenyana')が育てやすく人気みたいですね。そして、ドウベン性質の似ている(青系・ムカゴ種・小型・葉っぱとかも似てる)オーガスト・コッホ(Nymphea 'August Koch')も、今日はうちのベランダで咲いていますが、古代エジプトの地で咲いていたものに近いのかもしれません。(科学的考察はしてないので、間違ってる可能性も多々あり。あー、どこかの海外の研究サイトにスイレンの遺伝子情報載ってるのあったんだけど、どこだっけ…)
青いスイレンは、暑い日でも凛としつつも楚々と咲いているので見ていて癒されますねぇ。8月のコッホに相応しい。というか、コッホって誰!?
きょうは、いや今日もかな、あまり調べずにテキトウに間違ってる可能性も多々ありです。努努(これでゆめゆめと読むのか。初めて知ったかも)引用されたりされないよう( ̄。 ̄;)

というわけで、きょうのスイレンさん。オーガスト・コッホです。
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