Photoshop CS4で英語版のアクションを実行する
PhotoshopのActionは英語版ネイティブ環境で作動するものが量と質からして圧倒的なのは自明なんだけども…
それらのActionを日本語版のPhotoshopで実行すると、ムッキーとなる。エラーでストップしまくりんぐ。レイヤーの名前の付け方が日本独自なのが原因なことが多い。小規模なActionならば、レイヤー名を「Background」とか「Copy」とか書き換えてやるか、Actionのほうを日本語なレイヤー名に変更してやるか。しかしっ、数が増えてくると…あれ?なんでこんなこと必死でやってるんだろう?とかなってくる(*゜∀゜*)
解決方法としては英語版を使うってのが一番確実だろう。が、こんな高いソフトを何個も買ってられないよねぇ。
日本語版を英語版化できないものか…?って、できるじゃん(*゜∀゜*)
いやー、今までなんで知らなかったのだろう。
かなり古いバージョンの記事からあるのだからワタシが知らなかっただけで実は有名な方法なのかもしれない。見つけた記事の中で最古はバージョン5の頃のものだった。これがCS4(実質バージョン11)でも通用するかどうかをテスト。
パスは違ったけど、殆ど同じ方法で可能なことが実験の結果。
以下である。
Photoshop CS4のデフォルトインストールならば
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CS4\Locales\ja_JP\Support Files
ここの
"tw10428.dat"
を安全のためにバックアップするなりして本体をリネーム(例えば"$tw10428.dat"。というか、"tw10428.dat"が存在しないように見せかければOK)。そしてPhotoshopを再起動。
(Photoshop CS3だとファイルのパスが違った。たしか、
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CS3\Required
このあたり。CS3以前のバージョンでもここなので、CS4から変わったらしい。CS5ではどうなるのだろう…)すると簡単に英語化出来ちゃうのね!これで大量に公開されている海外のActionも実行し放題だっ。日本語に戻すときは、"tw10428.dat"へ名前を戻してPhotoshop再起動。
ということで、もうすぐCS5が出るというのにPhotoshop CS4の海外Actionを実行するために英語化するという方法でしたっ。うちの環境では可能だったというだけで他はシラネ的な自己責任でどうぞ(*゜∀゜*)
※ある意味、これって長期放置されているマイナーバグだよね。仕様とも言えるけど。世界中に公開されているPhotoshopのActionがどの言語でも正常に動くようにソフトウェアを作るという方向が望ましいと思う。