音と光に気散じる日々の漫録

脳脊髄液減少症の淡々とした日常。徒に音爆制作や写真撮影でワールドワイドに生存報告。  年中無休で体調不良のため、常に期待を裏切りますので、気にしつつ気にしないでくださいませ

Ableton Liveる 009 高音質化設定をいくつか

高音質化設定各種

Ableton Liveはリアルタイム性を重視してか?デフォルトの設定ではPC負荷が軽くなるような設定になっているデバイスがいくつかある。なので、PCの処理能力に余裕があるならば多少の高音質化が可能。

  • 環境設定から、Audioタブ→サンプリングレート→デフォルトSR・ピッチ変換を高品質へ

読み込んだオーディオクリップの設定がデフォルトでHigh qualityになる。(歪みは下がり、CPU負荷は上がる)

※JD的な使用に特化し曲単位で扱うような事が多いならば、デフォルトのワープモードをComplexに指定しておくのもアリでしょう。Ableton Liveる 007 6種類のWARP - 音と光に気散じる日々の漫録

  • EQ Eight(LiveのビルトインAudio Effects)

タイトルバーのコンテキストメニューからHigh qualityを選ぶ。同じく、コンテキストメニューからデフォルトプリセットとして保存。または、パッチとして保存して必要時そっちを使う。
当然負荷は増えるが音質は上がる。

  • Reverb

立ち上げてGlobal QualityからEco→Mid→Highと選べるので、Highへ(デフォルトではEcoになってる)。これもコンテキストメニューからデフォルトプリセットとして保存。
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  • Sampler(Instrumentから)

InterpolからBest Interplationへ。補完処理の精度のこと。これもデフォルトプリセットとして保存しておけばOK。負荷はアップ。
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  • 番外。マスタリングを外部でやる場合、エクスポートのレンダリング設定を、例えばサンプリングレート96KHzビットデプス24bitで書き出す。ディザーは当然かけない。(うちの場合ここからT-Racks3へ持って行って、最終的に44.1KHz16bitへという流れが楽に音質を稼げる感じ)